満足度 5      費用 ￥0 で受診しました。     受診月 2013年11月

     予約の取りやすさ ： 良い     立地・アクセス ： 普通     院内の美観 ： 綺麗     受けた胃の検査 ： 胃カメラ

     診察までの待ち時間 ： 普通     診察にかかる時間 ： 普通     事務員の対応 ： 良い     看護師の対応 ： 良い     医師の対応 ： 良い

     検査後の食事サービス ： あり     検査結果の説明 ： 丁寧     受診費用 ： 無料（勤務先負担など）     この病院を ： また利用したい

　４０代にもなると人間ドックや体調不良による検査が増えてきますよね。私の悩みは口からの胃カメラでした。３０代の頃はバリウムによる検査がメインだったのですが、胃腸が弱い私にとって下剤を飲んだあとの排便の苦しみを逃れるために胃カメラに転向しました。 　今から１０年以上前のことです。ストレスが原因で逆流性食道炎の検査を受けた時の口から入れた胃カメラの太さと、体からの拒否反応による嗚咽、涙と鼻水をたらしっぱなしだった苦い経験がありました。そして、検査中もその醜態を看護師さんにさらし励ましてもらいながら恥ずかしい思いもしました。その後も人間ドックを何回か受けましたが、バリウムを飲んだあとの排便の苦しみよりは、良いかと思い口からの胃カメラを続けていました。 　２０１３年になり、たまたま会社の勤務場所が変わり人間ドックを受ける際に、新しくできたクリニック、そして胃カメラを口でなく鼻から入れるタイプも可能であることがわかり、試すことにしました。鼻からということは口からもカメラの管も細いから辛くないだろう、そして嗚咽も少ないだろうと判断したからです。 　看護師さんの丁寧な説明があり、鼻からの通り道への麻酔も行いいざカメラを挿入。緊張の瞬間です。やはり喉を通るときに嗚咽が始まりました。 と同時に、おじいちゃん先生と看護師の絶妙なフォロー。先生はジョークを交えながら、また他のクリニックとは違い、鼻からの検査は体に負担がかからないものであることを力説しはじめました。それは、「一般的に人間ドックは大勢の人が受けるため時間通りに回さないと皆さんに迷惑を掛けてしまう。そのためノルマのようにテキパキと作業を進める必要がある。よって受診者の状況にあった検査を結果的に疎かにしてしまうことがある。そこを丁寧に皆さんのために行うのが僕の心情だ！」と言うのです。なるほどな、この先生なら身を任せて検査してもらおうという気持ちになり体の力みがスーッとなくなり、カメラもスムースに通ることができました。 　技術も進化している。諸先生方の腕も進歩している。あとは、そこに受信者が安心して身を任せられるかが大事なのかなと気づかされました。また、そのような気持ちに自然とさせてくれたこのクリニックに感謝しています。検査後の説明の時にも、胃の構造や状態の説明をしてもらいましたが、たまたま、胃の状態がきれいだったことに対して、先生はこの上部な胃を提供してくれた両親に感謝しなさい！と諭され検査は終了しました。 　通常の血液検査、眼底検査、超音波、その他いろいろ検査項目がありますが、ストレスなく普通に検査していると思います。胃カメラも同じように何の緊張もしなくても良い普通の検査の一部になっていくのだなと思わせてくれたこのクリニックに感謝しています。

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